たくさんシャッター押して満喫したとはいえ乗らなければ意味ないですよね。
もし乗らず営業終了し乗る機会なくなり悔やむぐらいなら
乗ってよかったと言いたいので我が国最古のモ161形に乗車します。

恵美須町方面に向かいますが併用軌道の区間を走ってると
路面電車の中に居るみたいですね。

運転台のマスコンからブレーキに至るまでクラシカルな雰囲気が漂ってます。

プレート類もいい味出しており昭和に造られた車両というのが伝わります。

神戸川崎車両會社・昭和参年と表記されており
これが昭和3年に製造された証であります。
えびす町へ向かう道中に御年94歳の最古車が今旅の締めくくりにふさわしいのは言うまでもありません。

南海電車の高架橋を通過し2月旅もフィーなーれへと向かいます。

中づり広告には南海軌道線時代のモ161形の紹介がありました。
このファミリーは162・164・166と4編成が活躍しており
4つとも異なる塗装をしており前回話したようにコンプする日が楽しみです。

電車旅は松田町まで戻ってきましたが終点までは後4停留所あります。

もうすぐ次の停留所が見えますが急な登り勾配を登りますがこれも画になりますね。

今池停留所は西成区の有名な地域の近くにある停留所です。

テレビ等でみるこの地域の騒々しいイメージが嘘のように静かに列車は進んでいきますが
間違っても今の停留所は下車しないようにしないといけません。

列車は終点えびす町駅に到着しました。

折り返しの発車時間まであるので車内の様子を見物しました。
ホワイトバランスの設定を変え電球を残すことで雰囲気のいい車内を表現できますね。

内装の木材の材質も電球照明の灯りにより素敵な雰囲気を演出してますね。
1920年代終わりにデビューした最古の車両のレトロ感を出そうとしてました。

色んな所から161型を撮ってみました。
乗降口の様子見ても鉄道車両で登録有形文化財に指定されてもいいレベルですね。

昔の南海電鉄のロゴや。

161のロゴもしっかり記録。この車両の特別運行がこの日が最終日で
事前にSNSで運行するのを知ったのは前日の夜で大阪に残ると決断してよかったです。

形式・製造年月日等は全て手書きで書かれてますね。
人間の筆跡があるのでこれも味があります。

乗ってきた列車ははたまたあびこ道へ折り返します。

前回訪問した時は大きなターミナル駅でしたが
訪問から3か月半経った翌年2月から今のホームに移転しました。

数10m進んで複線区間に入りますが運転本数が少なく
天王寺駅前から住吉までが本線の役割を担ってるのでこのようになってしまったのでしょうか。

車止めの先は新しい建物が建てられて旧ホームの跡形もありません。
あの時見た古びたステーションは最初で最初となってしまいました。

前回は旧ホームの見納めを象徴するような涙雨でしたが
今回は最古車161のスペシャル運転千秋楽を祝う素晴らしい青空バックの通天閣が待ってました。
ハルカスや梅田スカイビルも素晴らしいですが大阪名物のタワーといえばこれですね。

2月旅第2弾は近鉄電車南大阪線系統を攻めモ161を追いかけまして
2022年序盤にして早くも上半期ハイライトに上げたいです。
有休つかって本当に有意義な
阪堺電車の撮り鉄をやったと振り返ってます。
次回161ファミリーのほかの車両が運行に入る日が来れば沿線に出撃したいと考え
裁縫できる日を楽しみにしお開きとします。
いつものように最後までのお付き合いありがとうございました。

撮影日:2022年2月28日
カメラ:Nikon D500+AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
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