途中更新が遅れ遅延がありましたがGW旅連載最終回を迎えました。
往路は高野山に向かって登っていきましたが復路は橋本に向かって山を下っていきます。
この前面展望を通じ
高野線山岳区間の魅力にどっぷり浸かってる自分がいました。

途中
高野線山岳区間で一番有名な撮影ポイントの朱色の鉄橋を通過します。
何度か通ることはありましたが実際先頭から見るのは初めてです。
鉄道愛好者でこの橋を渡る特急こうやや天空を撮影する為訪れる人はたくさん居ます。

下り続け平地に戻り学文路駅にやってきました。

対面式ホームで列車交換が行われますが上屋は駅舎寄りにあるのみです。

造り付けの長椅子や屋根に支柱と木製で
南海電車らしく古いものを大切にしてるのが伝わる画ですね。

高野下・高野山方面乗り場の屋根の隣にポツンと51キロポストが置かれてますね。
拠点がなんばのように思いますが実際は汐見橋駅起点で
かつ1990年代中盤に橋本まで複線化した際営業キロが短縮され
現在汐見橋起点は50.4キロ、なんば駅からは49.7キロ離れてます。

そこへ30000系運用の特急こうやが入ってきて列車交換後高野山へ向かっていきました。

改札を出て駅舎の中に入りましたが2013年に無人化され窓口のあった場所はシャッターが閉められてます。

自動券売機と乗車証明書が1台ずつ設置されてます。

古い
木造駅舎が建ってますが高台の上にあるので撮影ポイントがわからず中途半端な画になってしまいました。

中に戻ると駅舎内に入学試験合格の社があり語呂の良さから受験生に人気があり
合格祈願入場券が発売されてましたが現在は橋本駅で受験シーズンに販売しています。

次の列車の時間が迫りホームに戻ると合格祈願の花壇がありました。
このお話を書いてる現在は入学式直前ですが今度の冬も合格を祈り訪れる人も少なからずいるでしょう。

お迎えが来たので次の場所に向かいますがここでは2300系が来ました。

次は紀伊清水駅にやってきました。

対面式ホームで列車交換が可能ですが上屋は極楽橋寄りにあります。

長椅子がいくつも設置され
南海の様式美を見ることが出来ます。

さっきまでいた駅同様木製の屋根や支柱も健在です。

2013年に一気に無人化されたこの界隈の中2010年に先に無人化され窓口はシャッターが閉まってます。

狭いスペースにタッチパネル式の自動券売機と乗車証明書が詰め込まれてるように見えます。

長椅子の後ろには売店跡があり哀しげにシャッターが降ろされ
ずいぶん前につぶれてしまい今の世の中を暗示してるように見えます。

開業時からある
木造駅舎が建っており右に紀州へら竿の工房の看板があり
一昨年構内にオープンしこの日スタッフはいませんでしたが一部の業務を委託しています。
順光でバックの青空と緑の美しさは言うまでもありません。

この駅の標高は87mで高野山から780m降りてきました。
橋本から高野下までは80から100mちょっとで割と平坦な区間が続きますが
高野下を出てから極楽橋までは急な勾配とレールが軋む音を立てながら
連続する33キロ制限の急カーブを曲がりながら進んでいきます。
大手私鉄の路線ながらローカル線の風情を持つ素晴らしい区間を今回堪能しました。

これで任務は完了したので帰路へと向かっていきます。

疲れもあったので特急こうやでむかいますが高校3年の夏以来21年ぶりに31000系に乗車します。
泉北ライナー・サザン・ラピートは未乗車でこうやとりんかんは乗ったことあります。

大阪の2大タワー通天閣とハルカスが見えるとこの電車旅のフィナーレを迎えます。
通天閣さんがワイはハルカスに負けへんでぇと言いハルカスもアタシの方が人気あるでぇと
声かけあってるか突っ込みあってるようで車窓から2つ見れる場所を見つけました。

終点なんばに帰って来まして浪速の大ターミナル駅にの一つでたくさんの列車が発着します。
振り返っても関西線から始まり阪神・阪急最後は
南海高野線山岳区間に乗車し
中身の濃い旅をしたと振り返ってます。
高野線の
駅めぐりで河内長野から橋本間の駅で下車できませんでしたがまたの機会にとっておき
本線系で訪問したい駅もあるのでフリーきっぷ発売してる期間を狙っていける日を楽しみにしつつお開きとします。
いつものように最後までのお付き合いありがとうございました。

撮影日:2022年5月5日
カメラ:Nikon D500+AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
+SIGMA 12-24mm F4 DG HSM
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