前回のつづき。
木幡駅を出て北西に進路をとり列車は進んでました。
粟生線の複線区間は西鈴蘭台~ 藍那駅間と川池信号所~押部谷駅間だけで後は全て単線です。
押部谷駅で5000系新開地行きと列車交換。ここから終点粟生までは単線区間となります。
途中並走してる国道はGWのUターンで車の列が成され渋滞してました。
この日は土曜日で次の日はお家で休んで連休明けの月曜日に向かってる人もいました。
粟生線最大の中間駅志染駅まで来ました。この駅はこれから訪問する駅を立ち寄った後
神戸中心部に戻る前に寄るので先へ行きましょう。
その先には40‰の急な下り坂があり単線と相まってジェットコースターに乗ってるような心境でした。
以前オバ鉄さんが乗車され鈴蘭台西口から鈴蘭台50‰の急勾配がハイライトとお話しされてましたが
こちらも負けず劣らず甲乙つけがたい急勾配でした。
粟生線が単線区間で40‰、50‰区間が少ないと決めつけたら痛い目を見るというのを教えてくれる区間です。
乗車された時のお話はこちらです↓
http://obatetu.blog98.fc2.com/blog-entry-380.html次にやってきたのは三木上の丸駅であります。
次の列車が来るまでしばしの駅めぐりのお時間です。
ホームは片面1面1線。右側に住宅地が広がってます。
さっきまで乗ってきた志染方面は急な勾配が待ってます。
到着直後2000系3連の普通鈴蘭台行きに会いました。
2000系は1991年から93年に渡り製造された車両で車体だけで言えば
この後登場する5000系まで継承された神鉄のベストセラー車両の一つかもしれません。
電柱に貼ってある縦型の駅名表は木製で駅が出来たころからあったのでしょうか。
電球カバーも錆び付いてて付けられてからいくつもの時を重ねてる証です。
年季の入ったベンチもレトロ感があり昔の駅に戻ったような心境でした。
上屋は木製でこれまた年季が入ってますね。
中を見ると造り付けの長椅子が設置されてます。
有馬線、三田線は都市間輸送の印象が強く
粟生線は近郊輸送とローカルの
両方を持ち合わせてる印象があります。
三木方面寄りに古びた木造駅舎があります。中へ入りましょう。
こちらも例外なく駅集中システム導入時に無人化され
かつて駅員がいたであろう駅務室はシャッターで閉められてました。
置かれてる椅子もこの場所にいるのも俺一人で静かに時が流れてるようでした。
1937年三木東口駅として開業し11年後現在の駅に改称。
ネットで駅舎の写真を見ると年季が入った駅名盤がありましたが
新しいものに取り換えられてました。
目の前に自転車が何台か置かれてて利用者も少なくはないようですが・・・果たして。
訪問した時はスマホでスタンプラリーのイベントがやってました。
三木城址の写真がありここから歩いて5分です。駅名標にも名がのっており副駅名でもあります。
ホーム北側は高台から
三木市中心の様子を見ることが出来ます。
三木市役所らしき建物があり小さな駅ですが人がたくさん住んでる場所に立地してます。
今日11月5日は
三木市で年に1度行われる「三木
金物まつり」が開かれ
市外から16万人が訪れるイベントで恵比須駅、三木駅共に最寄駅であります。
お祭りの公式HPはこちらです↓
http://kanamono-matsuri.jp/15分後粟生行きの列車がやってきて残念ながら時間切れとなり次の駅へ向かいますが
古い支柱や駅舎が建ってる素敵な駅でありました。
カメラ:Nikon D7200+AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
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